Arduino Nano互換品でデジタル時計を自作

2020年12月26日

Arduino Nano互換品でデジタル時計を作成しました。
etc_0067.jpg

【準備したもの】
・Arduino Nano互換品
・DS3231 AT24C32 高精度リアルタイムクロックモジュール
・GY-68 BMP180 大気圧センサーモジュール
・128×64 OLED LCDディスプレイ SSD1306
・ブレッドボード、ジャンパーピン等

1.DS3231の準備
今回はアマゾンから購入しましたが、レビュー等に記載されているように抵抗を取り外して電池を入れました。
時刻データは下記2か所のサイトを参考にRaspberry Piで書き込みました。
最初書き込んだ時9時間ずれていたので、何故ずれたのか分かりませんでしたが、
UTCからLocal Timeへの切り替えをしたらうまくいきました。
http://ja3rua.ddns.net/html2/raspberrypi/raspberrypi46.html
http://ubiqlog.com/archives/11842

2.組み立て
はんだごてを使用し、各部品にピンを付けます。
その後、Arduino Nano互換品から各モジュールに4本の配線を繋ぎます。
5V→VCC
GND→GND
A4→SDA
A5→SCL
です。
今回購入したものはレギュレータ付きでしたので、5Vに繋いでも問題ありませんでしたが、
ものによっては3.3Vへ繋ぐべきものもあるようなのでご注意ください。

3.スケッチ(プログラム)を書く為の準備
arduino公式サイトから「arduino-1.8.8-windows.zip」をダウンロードして準備しました。
また、Arduino Nano互換品を使用するためにWCH社のCH340Gのドライバ、
「Windows-CH340-Driver.zip」をダウンロードして準備しました。
ドライバはスイッチサイエンスのウェブサイトから入手。
「arduino.exe」を起動した後、「ツール」→「ライブラリを管理」から
Adafruit社のSSD1306とBMP180に関するライブラリをいくつかインストールしました。
おそらく、「Adafruit_GFX.h」「Adafruit_SSD1306.h」「Adafruit_BMP085.h」だと思いますが、
必死でしたので詳しくは憶えておりません。

4.スケッチ(プログラム)作成
ネット上の先人達をものすごく参考にして、下記のスケッチ(プログラム)を作成しました。
素人が作成しておりますので、よりよい作成方法があるかもしれません。
文字表示位置を直接指定し、マジックナンバー状態になっててすいません。

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etc_0066.jpg

5.Arduino Nano互換品へ書き込む
アマゾンのレビュー等に記載されているCH340Gのドライバに関するセッティングをして、スケッチを書き込んで完成。
写真のモニタの様に表示されたら動作確認終了。
上に表示された温度がDS3231で測定した温度、下に表示された温度がBMP180で測定した温度です。
DS3231は分解能が0.25℃の為、小数第一位の値は参考程度で。
あとは、文字サイズ、文字表示位置調整、四角を何個か書き込んだりして時計らしくしたら完成です。
電子工作素人でしたが、ネット情報を駆使して何とか形にすることができました。

ほとんど「HiLetgo JP」から購入しました。
Arduino Uno純正品が3200円くらいですが、互換品だと同等の値段で予備の本体やセンサー類まで購入できてしまい、
想像していたより安くてびっくりしました。

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電子工作

Posted by gonzy