HDAT2をUSBドライブから起動させる方法
ジャンクでHDDを買ってきた時やHDDレコーダーが不調な時など、HDDを検査したくなることありますよね!?
そんなとき今まではCDに焼いたHDAT2を使ってましたが、最近光学ドライブを使う機会も激減しせっかくですのでHDAT2をUSBドライブから起動させてみました。
RufusでISOを書き込むみたいにサクッと作れず、少し工夫が必要でしたのでこちらにメモします。
ちなみに、Ultimate Boot CDならRufusで簡単に作成できます。
(Ultimate Boot CDはLegacy BIOS起動ができるPCでしか起動しないことに気づけずけっこう困り果ててましたが。。)
私の環境ではUltimate Boot CD内のHDAT2ではうまいことHDDを認識しなかったのでHDAT2単体で準備しました。
【必要なもの】
1.Legacy BIOS起動ができるPC
だいたいwindows8以降のPCはUEFI起動になってると思います。
今使ってるPCの設定を変えてもできますが、万が一の事を考えるとメインで使ってるPCのBIOS設定をいじるのは怖いです。ジャンカーなら複数台PCを持っていると思いますので雑に使っても差し支えない古いPCのBIOS設定を変更して準備しましょう。BIOS設定でUEFI BootをDisabledにするといけると思います。
2.USBメモリ等のデータ保存デバイス
現役のUSBメモリに入れてもいいですけど実は写真のようなSDカードリーダーでもいけます。
16MBのSDカードで多分いける、1GBもあれば余裕ですのでこの際部屋の片隅に転がってる昔の道具を使うとよいかも。
【作成方法】
1.RufusでFreeDOSを準備する
RufusとはUSBへブート用のisoを書き込むものだと思ってましたが、起動用のDOSも準備する機能もありましたね。
今回はそれを活用させてもらいます。
Rufusを準備し起動させます。今回は下記のような設定でDOS bootable USBメモリを準備します。
書き込み先のデバイスは慎重に設定しましょう。
2.HDAT2をUSBメモリ内に入れる
HDAT2の公式サイトのダウンロードページから、EXEファイルを入手します。
今回はv7.5を使いました。
公式サイトの注意書きにもあるように、ダウンロードした後にファイル名を「HDAT2.exe」に変更します。
準備した「HDAT2.exe」をUSBメモリにコピーします。
これで準備完了です。
【起動方法】
Legacy BIOS起動ができるPCに今回準備したUSBメモリとチェックしたいHDDを接続します。
PC起動時にお使いのPCに合わせてF7、F11、F12など何らかのキーを連打しBoot Select Menuを出します。
私の環境だとこんな感じです。
マルチカードリーダーを使ったので同じドライブ名が3か所出てますが、Rufusで準備したデータはここだ!思えるものを選択します。
これ以降は写真が準備できず恐縮ですが、
USBから起動するには何かのキーを押せと言われますので、エンターなど適当なキーを押します。
キーボードを選べと言われますので、Japaneseキーボードを選びます。
その後昔懐かしいDOSの画面になり「C:\>」と表示されますので、ここで先ほど入れ込んだexeファイル、
「HDAT2.exe」と叩いてエンターを押すとHDAT2が起動します。
あとは好き放題HDDをいじり倒してください。
ちなみに私が好きなメニューは「VERIFY WRITE VERIFY」です。