シチズン エコドライブ ソーラー二次電池交換
Citizen Eco driveのバッテリーを交換しました。
平日のみ着用し土日はカバンの中に入れているという状態で10年以上使用していましたが、
先日のとある月曜日に時計の針が止まっていました。
日光に少し当てればまた動き出すのですが、せっかくなので充電池の交換をトライしてみました。
まずは時計の型番を確認し、適合する電池を発注します。
この時計の裏面の刻印より機種番号E111であることが分かりました。
参考情報:取扱説明書 https://www.citizen.jp/support/guide/html/e111/e111.html
本当は先に分解して中に入っている電池を確認した方が確実ですが、
今回はE111を手掛かりに調べて電池をポチりました。
という事でバッテリー交換のための分解を開始します。
まずは輪っか状の時計をまっすぐにするため、ベルト長さ調整部を外します。
赤枠突起部を写真上方向に押すと、調整部品が外れます。
続いて裏ブタを開けるため、ネットで手に入れた工具の固定ジグにセットします。
これで工具をかける6か所の凹部がしっかり見えますね。
凹部のうち3か所がばっちり合うように工具を調整して、ずれないように慎重に当てます。
だいたいの感覚ですが押し当てる力8割、回す力2割程度で慎重に回しました。
工具がズレると裏ブタに傷がつきますので慎重に、慎重に。
と思いつつ工具をずらしてしまいひっかき傷がついてしまいました。
もともと傷だらけの時計だし気にしない、でもちょっと悔しい。
裏蓋をあけたらこんな感じです。
防水パッキンもついてました。
外した電池がこちら。SONY製でした。
MT621と刻印がありますがこれは電池の型番です。
MT621に対して、このような端子が溶接されたものが295-5100のようです。
それでは新しい電池を組み付けます。時計側のこの端子に電池の端子が当たるように取り付けます。
誤って電池のプラスマイナスをショートさせないように慎重に。
慎重にやったつもりですが極短時間はショートさせてしまったかもしれません。繊細過ぎる作業。
赤枠部の端子同士を正しい位置で取り付けるのかなり難しかったです。
後は、分解した順番にまた組み立てなおすだけです。
最初の写真には無いですがパッキンがねじれないように手持ちのシリコングリスを塗布しました。
時計のふたを閉める作業も慎重に、慎重に。
最後トルクをしっかりかけている時にズレてしまい、またひっかき傷がついてしまいました。
この作業、裏ブタを養生テープやセロテープ等でしっかり保護してからやるべきだった。
まぁ、自分の傷だらけの時計だし、裏面は普段見えないし気にしない。
数週間使っていますが、元気に動いてくれてます。
手洗い時も気にせずバシャバシャ水につけてますがちゃんと防水もできてそうです。
修理成功!
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