ステッピングモーター28BYJ-48を直動化,ダイレクトドライブに改造
ステッピングモーター(28BYJ48)を買ってみたのですが減速比が大きく作動速度、回転速度が遅いので分解して直動化してみました。
たぶん回転数が遅い状態で使うのが正しいとは思いますが、どうしても早く回したかったので改造にチャレンジしました。
まずは赤丸4か所のカシメ部をラジオペンチでつまんで軽く広げて、蓋を取り外します。
回転子の奥にはバネワッシャーが入っていました。軸方向の位置調整部品ですね。
回転子のギアにパイプでも取り付けてみようと思い筒状の物を色々探した結果、ギヤ部の外径とM3.5ねじ下穴径がほぼ同じ事に気づきました。
それで用意した部品がこちら。(株)大里の組ねじ継手です。
長さが数種類ありましたが今回は15mmを選択。パッケージからはねじサイズ不明ですが、現物ねじ部を測定した結果、M3.5でした。
ほとんどガタの無い嵌め合いですが、さらにねじ部とギアの付根にいい感じのテーパがついているので精度良くはまったと思います。
食器用洗剤で両方洗って脱脂して、接着剤を塗って固定しました。このギアの材質は接着剤をつけづらそうな素材な気がしますが、ダイソーのエポキシ2液混合タイプ強力接着剤でくっつけました。ねじとギアのギザギザがあるからアンカー効果で多分大丈夫でしょう。余談ですが、私の中ではエポキシ2液混合が最強の接着剤です。本気を出すときはアラルダイトRT30を使います。
フタに穴をあけます。我が家にはボール盤なんて高級品は無いのでダイソーのドリルであけました。
3mmで下穴をあけてその後5mmで。もともと小さな穴があいているので、それを広げるだけです。
ドライバーの持ち手に付けて手回しでやってもあきました。
あとは減速用のギヤボックスのシャフトを取った状態で入れて、蓋を逆向きにつけて完成です。
余談ですが、青い樹脂は3か所の爪で固定されていました。A4988で動かすためパターンカットしてバイポーラ化しました。
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